スターリン暴落
暴落前日比 −10.00%背景 東証再開後、朝鮮特需で市場は活況だった。
ソ連のスターリン首相の死去報道で「朝鮮特需が消える」との観測が広がり、主力株に売りが殺到。下落率10%は当時の過去最大で、その後34年間破られなかった。
Nikkei 225 · 1953–2024
東証再開(1949年)以降、日本株を大きく揺らした出来事を時系列で。青い線のある12つの出来事は、週次チャートと当時のニュースで詳しく振り返れます。
暴落暴騰転換点出来事
背景 東証再開後、朝鮮特需で市場は活況だった。
ソ連のスターリン首相の死去報道で「朝鮮特需が消える」との観測が広がり、主力株に売りが殺到。下落率10%は当時の過去最大で、その後34年間破られなかった。
背景 東京五輪に向けた財政出動で好況が続いていた。
五輪後の反動で景気が急速に悪化し、株価が低迷。山一證券が経営危機に陥り、日銀特融による戦後初の大型救済が実施された。
背景 1ドル=360円の固定相場が長く続いていた。
米国が金とドルの交換停止を発表。固定相場制の崩壊と急激な円高への懸念から、世界的に株式市場が動揺した。
背景 高度経済成長が続いていた。
第四次中東戦争を機にOPECが原油価格を大幅に引き上げ。「狂乱物価」と景気後退への懸念から株価が大きく下落した。
イラン革命に伴う原油供給不安で、原油価格が再び高騰した。ただし省エネや企業の減量経営が進んでいた日本株への影響は限定的で、日経平均の下落は高値比で数%にとどまった。
背景 プラザ合意後の円高不況対策で、低金利が長期化した。
金融緩和で生まれた余剰資金が株式・不動産に流れ込み、資産価格が実体経済から離れて高騰する「バブル」が形成された。
10月19日にNY株が1日で22.6%暴落し世界に連鎖。翌20日の日経平均は3,836円安と、下落率で今も破られていない過去最大を記録した。超低金利の継続で立ち直りは早く、その後のバブル拡大につながった。
背景 金融緩和と資産バブルが最終局面に達していた。
日経平均が終値3万8,915円(取引時間中は3万8,957円)の史上最高値を記録。TOPIXも12月18日に当時の最高値をつけ、バブルは頂点に達した。
日銀の連続利上げと不動産融資の総量規制を引き金に急落。1992年8月には最高値から約6割下落し、長期低迷の時代に入った。最高値の更新までには約34年を要した。
背景 タイ・バーツの急落に始まった通貨危機がアジア各国に広がった。
国内では1997年11月に三洋証券・北海道拓殖銀行・山一證券が相次いで破綻。金融システムへの不安から株価が急落した。
背景 ヤフー株が1株1億円を超えるなど、ネット関連株が過熱していた。
4月12日に2万833円の高値をつけた後、米ナスダックの急落を機に反転。光通信が20営業日連続ストップ安となるなど象徴的な暴落となり、2003年4月の7,607円まで下げ続けた。
9月11日のテロで米市場は17日まで取引を停止。翌12日の日経平均は682円安の9,610円と約17年ぶりに1万円を割り込み、12月のエンロン破綻も市場の不安を増幅させた。
4月28日に日経平均は7,607円とバブル崩壊後の最安値(当時)をつけたが、5月のりそな銀行への公的資金注入で金融不安が一巡。株価は底入れし、回復局面へと転じた。
小泉首相による郵政解散と9月の総選挙での圧勝を受け、構造改革への期待から株価が大きく上昇した。
1月16日のライブドアへの強制捜査を機に、新興市場を中心に急落。注文の急増で東証の処理能力が限界に近づき、18日には全銘柄の取引を停止する事態となった。
背景 年初に原油が史上初めて1バレル100ドルを突破するなど、資源高が進んでいた。
9月15日に米リーマン・ブラザーズが経営破綻し、世界金融危機が勃発。日経平均は10月に連日急落し、10月27日には終値7,162円とバブル崩壊後の最安値(当時)をつけた。
震災と福島第一原発事故への不安から、3月14日・15日の2営業日で日経平均は約16%下落。15日の−10.55%は当時の過去3番目の下落率だった。
背景 2012年12月、第二次安倍政権が発足した。
大胆な金融緩和を柱とする「三本の矢」への期待で円安・株高が進行。日経平均は12週連続で上昇した一方、2013年5月23日には1,143円安と乱高下も伴った。
中国経済の減速懸念から上海株が急落し、1月には中国市場でサーキットブレーカーが発動。原油安も重なって世界同時株安となり、日経平均は2月に1万5,000円を割り込んだ。
英国民投票でEU離脱が決まり、6月24日の日経平均は1,286円安(−7.92%)と約16年ぶりの下げ幅を記録。急速な円高も進み、英ポンドは約30年ぶりの安値をつけた。
米国の長期金利上昇をきっかけにNY株が急落し、恐怖指数(VIX)が急騰。VIXの低下に賭ける金融商品の損失も連鎖し、世界的に株価が急落した。
背景 前年12月、中国・武漢で原因不明の肺炎患者が確認されていた。
新型コロナウイルスが世界的なパンデミックに発展し、経済活動の停止への懸念から世界中で株価が暴落した。その後は各国の大規模な金融緩和で急回復した。
岸田氏の自民党総裁選出後、金融所得課税の見直しへの警戒などから日経平均は10月6日まで8日続落(約12年ぶり)。「岸田ショック」と呼ばれたが、国内金融機関の季節的な売りが主因との分析もある。
ロシアのウクライナ侵攻と経済制裁で、ロシア関連の株式・ルーブルが急落。資源高とインフレへの懸念から世界の株式市場が動揺した。
日銀の利上げと米国の景気後退懸念、急激な円高が重なり、日経平均は4,451円安(−12.40%)と過去最大の下げ幅を記録。下落率では1987年のブラックマンデー(−14.90%)に次ぐ歴代2位だった。
前日の暴落から一転、日経平均は3,217円高(+10.23%)と過去最大の上げ幅を記録。暴落の翌日に史上最大の上昇という、極めて異例の値動きとなった。
自民党総裁選の結果を受け、財政・金融政策や金融所得課税への警戒からリスクオフが意識され、週明け9月30日に日経平均が大幅反落した。円高と先物の急落も重なった。
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※ 教育・情報提供目的のページです。投資助言ではありません。数値は日経平均の終値などに基づく参考値で、チャートは検証用データ(Stooq/FRED)を使用しています。